結構かんたん手作りピザ釜



土台の作製

 

 

すでにコンクリートやレンガなどのしっかりした基礎が確保できている場合は別にして、土や芝生の上に釜を作るには基礎工事が必要となります。何せ数多くのレンガを使用するので、釜自体の重量もかなり重くなり、しっかりとした基礎と土台の上に構築しなければ、崩れるなどしてとても危険です。

 

土台にコンクリートブロックを使うことを想定して、基礎の縦横の幅を算定し、大きさが決定したら木のフレームを使って外枠を作り、その中にコンクリートを流し込みます。コンクリートが固まったら木枠を外し、基礎が完成となります。基礎ができたらブロックを並べて土台の形作りをします。

 

土台の高さはブロックを摘む段数によりますが、あまり高くしても安定度と強度を欠くので2段くらいが望ましいかと思います。

 

土台の形作りが決定したらブロックの隙間にコンクリートを流して安定させます。この時、土台の全面に開口部を作っておくと、薪の収納などに使えて便利かもしれません。

 

ここまで完成したら、続いては土台の天井兼、釜の床となる板を作ります。大谷石の土台が理想的ということですが入手が困難なので自作をお勧めします。

 

釜を仕切る板はまずサイズに合わせて木枠を組み、その中にワイヤーメッシュとメタルラスを張り、耐熱性のあるアサヒキャスターを流し込んで作ります。これは一つの例ですが、耐久・耐熱性があるものであれば何でも結構です。