結構かんたん手作りピザ釜



その他に必要なものや注意点

 

 

釜が完成したら早速ピザを焼きたいというのが人情ですが、できたての釜をいきなり高温で運転すると、ヒビ割れなど破損の原因になります。そこで火入れを行って、釜を十分に乾燥させます。

 

火入れはいきなり高温にしないで、ジワジワと薪を焚いて釜を温度に慣らせる作業です。そして火入れが終了したらいよいよピザ焼きとなりますが、その前に確認しておきたいのが近隣への配慮です。

 

薪を使って火を起こすということは、当然煙やにおいが出ますので、民家が隣接している場合などはご近所の方に一言声を掛けておく方が無難かと思われます。

 

ピザパーティーにご招待して一緒に釜焼きピザを楽しむというのも一つの方法かも知れません。他にもできればピールや灰かき棒などの道具があれば、調理や後片付けの際にとても便利です。

 

ピールは釜の中にピザを出し入れするための道具で、ウチワ状の板に長い棒を付けた構造をしており、自作も可能です。また灰かき棒は釜のサイズに合わせて長さを決めます。鉄の棒などの先端をかぎ状に曲げて自作することも可能です。

 

もう一つ注意しておきたいのが、雨対策です。釜が雨に濡れて冷えたり、水が釜の中に浸入したり、湿気でレンガが脆くなったりなどのトラブルの原因になるので、できれば雨避けの屋根などがあると理想的です。